一級格付けのリリーラ・モンターニュ村において、一八九〇年の創業以来、「テロワールの敬意」というファミリーの理念を守り続けるのが、このヴィルマール。十一ヘクタールの自社畑から年間約七〇〇〇ケースしか作られない希少なシャンパーニュです。
テロワールを活かす為に、敢えて北向きで砂地が多い斜面の葡萄もブレンドするので、ワインが鋭角な酸を持ちます。
この葡萄由来のクリアーな酸味を活かす為、乳酸発酵はしません。
またヴィルマールのシャンパーニュは木樽発酵、木樽熟成で作られます。手間も時間もかかる為、他の生産者はあまりやらない手法ですが、出来上がったシャンパーニュは、木樽由来のナッツやバニラ、香ばしさ、柔らかさを持ちます。
このフレッシュさと樽熟成ならではの柔らかなボディバランスが、ナッツの香ばしさ、焼けた黒糖の甘味、瀬戸内レモンのクリアーな酸味との一体感を生みます。
芝生でゆっくり過ごす休日に、川で楽しむバーベキューに、キリっと冷やして、太陽の下でお楽しみいただければ、一層お楽しみいただけると思います。
<ワイン監修:小澤一貴(ソムリエ・レストランCrony オーナー>
1974年、神奈川県生まれ。グランメゾンや外資系ホテルなどに勤務ののち【KENZO ESTATE NAPA】に入社、インポーター業の傍らアメリカでワイン造りにも従事。2007年【Quintessence】ディレクター兼ソムリエに着任し、9年連続の三つ星獲得に尽力。2016年に独立し【Crony】をオープン。
初年度からミシュランガイド一つ星、2018年には食べログアワード・ベストソムリエレストランアワードを獲得。
現在はミシュラン二つ星とグリーンスターを保持。
2025年【Crony】は「Asia‘s50 Best Restaurant」で初のBest50入り(30位)、自身も「Asia’sBest Sommelier Award 2025」受賞とダブル受賞の快挙。